新型コロナウィルス感染症の影響が再拡大するなか、2020年12月11日、オンラインにてトラストマーク国際連携機関WTA(World Trustmark and trade Alliance)の年次総会が開催されました。TradeSafeは副議長国として参加し、相互認証による越境トラストマークの提案やそれに関連するディスカッションが活発に行われました。

 今年の総会でのセッションテーマは、以下のように強調されました。 

「パンデミックだからこそ、Trust-信頼-が必要である。特にインターネットでの購入が増えている今こそ、あらためて信頼できるショップを消費者に示せることに意義がある。“信頼”は何事にも欠かせないものだ」

 新型コロナウィルスの影響によって世界中で移動が制限される中、今年の年次総会はオンラインでのリモート開催という形をとることで、様々な専門分野の知識を持つゲストスピーカー(APECのECBAサブグループ議長や米国プライバシー関連企業、JEITAシニアマネージャー、台湾の専門家たち)の参加が可能になり、多くの情報が提供されました。 ただし、リモートでの同時開催であったため、時間帯の都合からアジア圏が中心となり参加者数の多くを占めました。

次期ホスト国及び議長等については、約1ヶ月の検討期間を設け、改めて立候補や推薦が行われる予定です。